【コーチングセッション事例】愛してくれていないと感じてイライラする


千葉、海近くの自宅の書斎にて、、

「愛してくれてないんです。」

半年くらい前、
あるクライアントさんがセッションが始まるなり、
こう言いました。

このクライアントさんを仮にSさんとします。

私と出会う少し前、
Sさんは、5年ほど勤めていたIT系の仕事が忙しくて
精神的にも身体的にも疲れていました。

家事もあまりできなくなりました。
とうとう、うつ病と診断されました。

そして、
仕事を辞めたい、ということを旦那さんに相談しました。

旦那さんは「それがいいね」と言ってくれました。

それから3ヶ月で落ち着き、元気が戻ってきました。
私のセッションがスタートしました。

Sさんは、
元気になったけれど、以前の仕事には戻りたくなく、
思い切ってやりたいことをやってみたい、
アロマセラピストの仕事をやりたい、
と思いました。

そこで旦那さんに相談しました。

Sさん
「アロマセラピストになりたいと思ってる。
親に起業の準備のお金を借りようかと思っているんだけど。」

旦那さん
「借りない方がいいんじゃない。
心配すると思うから。」

Sさん
「いきなり否定しなくてもいいじゃない・・・。」

また別の日。

Sさん
「セラピストで私、月30万円
稼げるように頑張るからね!」

旦那さん
「そんなに頑張んなくていいんじゃない。
甘くないと思うよ。
最初は力まないで、ゆっくりやるのでいいんじゃない。」

Sさん
「頑張りたいて言ってるんだから、
いいね、って答えてくれればいいじゃない。
なんで、人の夢を甘くないとか否定するの??」

旦那さん
「否定はしていないよ。。」

Sさん
「甘くない、というのは私ができないと
思っているんでしょ。」

旦那さん
「違うよ。ただ、起業はそんなに甘くないって
言っただけだよ。心配して。」

このような感じの会話が続いたそうです。

Sさん
「なんか、せっかくやりたいことをやろうと
思っているのに、否定して
そういうのドリームキラーって言うんだよ!!」

そして、Sさんは、私とのセッションで
いきなり
「愛してくれてないんです。」
と言ったのです。

私も、以前、同じようなことがあり、
Sさんと同じように感じていたので、
とても共感しました。

続いてSさんは
「まさこさんは、うちの旦那、私のこと
愛してくれていないと思いませんか?」
と聞きました。

私は、
「私の定義では
今の会話のみで判断するとするならば、
愛してくれている、と思います。」
と答えました。

人によって、いろんなことについて、
細かい定義が脳に格納されています。

今回は、Sさんの
「愛してくれている」と感じる定義について
セッションをしました。


「どのあたりに、愛してくれていないと
感じるのですか?」

Sさん
「全部、反対するから。
親にお金借りたいと言った時も、
30万円稼ぎたいと言った時も、
いいねと言わず、反対されました、、。」


「なるほど。
全否定?
今まで本当に“全て”を反対されたのですか?」

Sさん
「全て、、うーん、、
そ、そうです。いつもそうです。」


「例えば、以前の会社を辞めると言ったときは?」

Sさん
「その時は、、反対はしなくて、
いいと言いました。
え?賛成したのかな?
それは、私の体を心配してただけで、、。」


「なるほど。
では、なぜ、旦那さんは
30万円すぐに稼ごうとしなくていい、
ゆっくりでいいじゃないかと言ったと
思いますか?」

Sさん
「それは、私だけ好きなことをやるから、
やきもちだと思います。
意地悪してるんです。」


「焼きもち、、。他には?」

Sさん
「うーん、、、そうだな
私の体を心配しているとか、、
・・・・。」

旦那さんにあとあと、
親にお金を借りると言った時や、
30万円稼ぎたいと言った時など、
いくつか、反対した理由を
直接聞いてもらいました。

全て、Sさんが少し前まで
うつ病だったから
頑張りすぎないことだけを
考えていたからの答えでした。

そのあと、
Sさんが「愛されている」と感じる定義について
丁寧に話しをしました。

Sさんが「愛されている」 には、
相手が全て「Yes」と即答しないといけない、
というものでした。

この条件がそろうのはとても難しい、
と本人が気づかれました。

それで、定義を新しく設定し直しました。

ずっと、一緒に暮らしていてくれること、
笑顔で挨拶すること(3日に1回以上)、

これがあれば、
「愛されている」と感じると決めました。

とても、感じやすい定義です。

このセッションでSさんは
定義を整理しただけで
毎日ようにネガティブを感じていたのが
毎日、愛されていると感じるようになったそうです。

みんなそれぞれ色々な定義を持っています。

互いに「私はこういう定義を持っているのよ」
と明確に相手に伝えることがあまりないので、
自分が正しくて、相手が悪いと感じてしまう。

相手の定義を想像するだけでも、
ネガティブの感情が格段に少なくなるかもしれません。

本当は、定義が違うだけで
どっちも悪くないのかな、と思います。

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